ヒトカラ 美空ひばり 川の流れのように | ねじまき柴犬のドッグブレス

久々のカラオケリポート

2023年
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柴犬です、こんにちは。最近、エッセイばかり書いていたのでカラオケリポートはご無沙汰です。なんだか別人格みたいな感じになってしまっており戸惑っている方もいると思いますが。(^^;)

ところでエッセイでも書きましたように最近母が亡くなりましたが、母の病床で何度も美空ひばりさんの歌をかけていたせいか、どうしてもカラオケで歌いたくなりました。それで葬儀の次の日にカラオケに行きました。ただ別に追悼の意味とかではなく、純粋に歌ってみたかったのと、一度お腹から大きな声を出して鬱々とため込んでいたものを吐き出してみたかったからです。

主に「川の流れのように」を中心に歌いましたがこれがまた難しいのなんの。初めて歌ってみて点数的には82点くらいでした。キーは2♭くらい落として3回くらい歌って87点くらいにはなりましたが、全然歌になっていないのでめげてきたので3回でやめました。(^^;)点数の問題ではないんですね。そこで改めて聞き直してみて、本当に今更ですが美空ひばりさんが、いかに素晴らしい歌い手だったか分かるようになりました。僭越ながら感想を述べさせていただきますと、Aメロ、Bメロ、サビ等の歌い出しと終わりで微妙な抑揚つけ、ビブラートも同様に強弱や長さ、響きの強さをフレーズごとに使い分けていらっしゃるように思えました。

変な話ですが、僕は野球が好きなのでピッチングに例えさせていただきます。美空ひばりさんの歌には遊び玉がなく、すべてがストライク。緩急(抑揚)を効果的に使い、変化球(ビブラート)はストライクゾーンぎりぎりに入る。高速で横に鋭く変化したり、大きく縦に緩く曲がったりもする。そして決め球として160キロ台のストレート(エッジが聞いて張りのあるロングトーン)がズバンとど真ん中に入る。ど真ん中でもとても打てそうもなく見送るしかない。でも例え三振しても全然悔しくなくて、感動してしまうくらいすごい球がくる。テクニック面だけ書いてしまったような感じですが、当然、気持ちの入った球を投げられているので心のミットにもズドンと響きます。

僕はボーカルレッスンを以前受けていて、洋楽や多少難しい曲も歌って来たので「川の流れのように」を病床でなんども聞いて耳が少しは覚えていてくれるかなと甘い期待を持っていましたが、全然そんなことはありませんでした。どれだけ歌い込んでも全く手の届かない、才能のある人だけが持つ特別な領域というものがありますが、それを歌ってみて改めて実感できたんじゃないかと思っています。

ちなみに今回は途中で嫌になりましたが、またそのうちに懲りずに歌いたくなると思います。点数は度外視としますけど(^^;)

では今日はこの辺で。🐶

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