バック・トゥ・ザ・フューチャー マイケル・J・フォックス | ねじまき柴犬のドッグブレス

続・バック・トゥ・ザ・フューチャー

2023年
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前回、バック・トゥ・ザ・フューチャーのことを書いていたら映画の興奮が蘇ってきた。パーティー会場でマーティの父親ジョージがビフを殴ってロレインを救い出したのを見て感動のあまり鳥肌がたった。デロリアンが雷が落ちるタイミングに間に合ってゴールに到達できるか超ハラハラして見ていた。ドクが最後にテロリストに撃たれてしまって死んでしまったと思ったら、マーティのアドバイスで防弾チョッキを着ていたので、実は生きていたとわかったときの感動。

感動した映画を見たり本を呼んだりすると、当時の自分を思い出す。僕はまだ大学生で、カナダに住んでいた中学生の姪が遊びに来ていてバック・トゥ・ザ・フューチャー見に行きたいといったので池袋のサンシャインの映画館まで連れて行った。正直あまり期待していなかったんだけど、予想外に面白くて帰りはかなり興奮して帰ってきた。彼女が僕の事を「マイケル・J・フォックス」にちょっと似ていると言ってくれたことがすごく嬉しかった。また帰りにバッティングセンターに寄って、珍しく大当たりして「すごい!」って褒められたことも楽しかったエピソードだ。

ブログに書いていたら、まだ汚れていなかった頃の自分を思い出した。年を取るにつれて人は、楽しい思い出もできるだろうけど人間や社会の嫌な部分にも触れて、色々な事に妥協したり、葛藤したりしながらすり減って麻痺していく気がする。僕の場合は、周りの人とくらべても客観的にみても本当に色々なトラブルに巻き込まれていたので特にそう思う。もちろんそれは自分で巻いた種でもあるし過去が消えるわけではない。罪悪感やトラウマが消えるわけでもない。でも当時のことを一生懸命思い出して言葉にしようとするとピュアだった頃の感覚が一瞬戻ってくる。心が浄化されていくような気がする。

例え一時的なものであっても、おそらく当時の写真を見たり友達と昔話をしてもこういう気持ちにはならなかったと思う。カウンセリング受けて過去に起きたことをすべて話して解決策を考えたこともあったけど、やっぱりこんなにスッキリした気持ちにはなれなかった。母の死が迫っている事がきっかけで書き始めたエッセイだけどこのブログは完全に僕自身を癒やすために書いていることを改めて実感した。

カラオケのブログも嫌いではなかったけど、今の自分が本当に書きたい物ではないと感じて、切り替えて本当に良かったと思う。共感してくれる人がいれば当然嬉しいけど、それは今のところ副産物みたいなものだ。願わくばこのブログ、僕の記憶と想像力と思いの続く限り書き続けたい。

※ちなみに最近寝不足だったんで、今日は早く寝ようと思ったんだけどどうしても書きたくなってしまった。文章も結構、雑(笑)(_ _)

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