2023年 ハートに火を点けて 3 2015年 秋 サキ ・2015年 秋 解雇通知を受けた日の夜、僕がまだ大学に通っていた頃の夢を見た。かれこれ15年も前の事になる。 僕は授業をサボって屋上でiPhoneで音楽を聴きながら煙草を吸っていた。仰向けに寝そべっ... 2023.05.09 2023年小説
2023年 ハートに火を点けて 2 2030/1/7 失業 ・2030年1月7日(月) 正月休みが明けてから、すぐに会社から呼び出しがあった。呼ばれた理由はなんとなく想像ができていた。人事部の応接室に行くと案の定、部長の段田がいつものアルマーニのスーツを着て待... 2023.05.04 2023年小説
2023年 ハートに火を点けて 1 2029/12/28 痛恨のミス ・2029年12月28日(金) 「さあ、ボッと燃やしてしまおうぜ、タダノ君。時間はまだ十分にある。」 僕の中に残っていた、まだやんちゃだった頃の僕が語りかける。その声に押されてオイルライターのカバーを... 2023.05.04 2023年小説
2023年 生まれ変わったら、また自分に生まれたいか? 去年の今頃、Lineマンガにハマっていて、平日は会社から帰ってからすぐ読み始め、休日は寝起きに顔を洗ったら朝ご飯も食べず、すぐに読み始めるような生活をしていた。さすがに課金まではせず、無料で読める範囲... 2023.04.30 2023年エッセイ
2023年 不幸中の幸い(身体の傷と心の傷) 僕の身体には、無数とまでは言わないけれど結構傷が残っている。右の人差し指と中指に火傷の跡がある。これは子供の時に石油ストーブを消した後、まだ冷めていないうちに、ストーブの芯を握ってしまったからだ。もう... 2023.04.29 2023年エッセイ
2023年 自分がまだ知らない自分について 最近、僕には自分という人間に対して客観的な評価をする能力が乏しいような気がしてきている。要は自分の事が根本的に解っていないんじゃないかと思うようになってきた。 例えば僕は以前に知人から「自分が天然だと... 2023.04.22 2023年エッセイ
2023年 人生の落とし穴2-現実は厳し-(>_<)- 現実は厳し-(>_<)- この前のミスをブログに書いた事で、早く忘れたいと思っていたが、そうは問屋が下さなかった。翌週早々に、お客様から会社へ正式にクレームが入り、再発防止策を立ててくれと要請が入った... 2023.04.16 2023年エッセイ
2023年 トイレが汚い夢を久しぶりに見た。 トイレが汚い夢を久しぶりに見た。ブログに書いて思い出したせいだろうか。 トイレは僕が以前、実家に帰っていたときに住んでいた離れのプレハブのような建物の中にあった。お粗末なものだったが、中は案外広くて6... 2023.04.15 2023年エッセイ
2023年 アンチエイジングについて アンチエイジングとは、加齢による身体の機能的な衰え(老化)を可能な限り小さくすること、言い換えると「いつまでも若々しく」ありたいとの願いを叶えることです。 ただし実際の年齢に逆らうことは出来ませんので... 2023.04.09 2023年エッセイ
2023年 トイレが汚い夢をしばらく見ない 僕は数年前に、トイレが排泄物で汚れていて用を足せない夢をよく見ていた。トイレは実家に近いような家にあったが夢なのでやはりちょっと違っていた。まず2階のトイレに行くと排泄物(つまり便)が便器や床にまるで... 2023.04.08 2023年エッセイ