小説 | ねじまき柴犬のドッグブレス

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2025年

四十九日のコンビニ②

35歳で急死したオサムが辿り着いたバルド(死と再生のあいだの世界)。コンビニで働き始めた彼は、ある日チョコバナナクレープを作り始める。それを食べた死者たちの笑顔が、彼に教えてくれたこと。死後の世界を舞台にした、心温まる再生の物語・第2回。
2025年

四十九日のコンビニ①

35歳で急死したオサムが辿り着いたバルド(死と再生のあいだの世界)。コンビニで働き始めた彼は、ある日チョコバナナクレープを作り始める。それを食べた死者たちの笑顔が、彼に教えてくれたこと。死後の世界を舞台にした、心温まる再生の物語・第1回。
2025年

月と既読のあいだに

月に帰った妻から突然SNSにメッセージが届いた。「位相が戻った」という香織とのやりとり、同じ月を見上げる夜。でも電波が届かなくなる時が来る――。「ある日、妻は月に帰っていった」の切ない続編。
2025年

ある日、妻は月に帰っていった

結婚12年目のある日、妻が突然敬語を使い始めた。若返っていく妻、遠ざかる記憶。かぐや姫をモチーフにした、切なくて不思議な夫婦の物語。村上春樹風の文体で描く現代ファンタジー短編小説。
2025年

俊春(としはる)ー橋の上の仙人- 後編

終電を逃した夜、橋の上で出会った不思議な男。「もう一度、大学生に戻ってみないか?」何度人生をやり直しても変わらない自分。それでも最後に見つけた答えとは。現代を生きる若者の葛藤を描いた7,000字の短編小説。
2025年

俊春(としはる)ー橋の上の仙人- 前編

終電を逃した夜、橋の上で出会った不思議な男。「もう一度、大学生に戻ってみないか?」何度人生をやり直しても変わらない自分。それでも最後に見つけた答えとは。現代を生きる若者の葛藤を描いた7,000字の短編小説。
2025年

ピース(断片)を探して(中編2+最終章)

乗降客の多い駅で目覚めたタダノが出会ったのは、不思議な言葉と優しさを持つオカダだった。心理学の本を読みながら語りかけてくる彼女と、過去の記憶と繋がる瞬間。粉雪の降る街で、孤独と温かさ、心の欠片が繋がるひとときを描いた感動の短編小説。
2025年

ハートに火を灯けて-2017年 秋 サキ-

大学の講義をサボって屋上で過ごす主人公と、真面目な彼女・サキとの切なく美しい日々。煙草の煙、秋の陽射し、そして約束を破った夜の別れ——スタジオジブリ風の世界観で描く、心に残る青春の物語。
2024年

王妃のための失われた王国19-エピローグ-

王妃の物語が完成してから、季節は瞬く間に過ぎていった。新しい年を迎え、母の1周忌も無事に終わり、僕の中で母に対して抱えていた様々な想いは徐々に薄れていった。母の事を考える時間は減り、家族の間でも話題になる事は少なくなっていった。故人というも...
2024年

王妃のための失われた王国18-母の死と融和-

母が危篤になったと兄から電話があったのは、お正月休みが過ぎてすぐのことだった。僕は、ちょうど会社に行く準備をしている所だった。「シュン、いよいよあの人が危ないそうだ。すぐ来られるか?」「ああ、ちょうど出勤前で出かける準備をしていたから1時間...
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