僕はコールセンターで働いているが、この前、会社で検証用にiMacの最新版を購入してもらった。Macintosh自体のサポートをしているわけではなく、プリンターのサポートをしているが新しい
macOS Ventura（OS13）になってから仕様が変わり、画面確認が必要になったので購入してもらった。
それはそれで嬉しかったんだけど、その購入からサポートまでを担当することになった。正直Macにそれほど詳しいわけではないけれど、他の人が知らなすぎるので僕にお鉢が回ってきた。新しいMacはデスクトップ型24インチの一体型のiMAC。Wi-Fiが標準対応だったが職場環境でセキュリティ上、
Wi-Fi環境が使えないため、オプションのEthernet（有線LAN）カードも付けて購入してもらった。
Ethernet（有線LAN）がオプションになるなんて、やっぱりAppleは進んでいるなと思ったが実はこれがトラブルの一因にもなった。初めのうちは順調に使えていた。キーボードもマウスもBluetoothで接続で画面も解像度が高いせいか綺麗だなと喜んでいたが、途中からなんとキーボードU,I,O,H,J,K,N,M等の文字が全く打てなくなってしまった。Appleのフォーラムでも同様の事例がないか調べてみたがみつからなかった。
そこで試しに※注 アクセシビリティキーボードを使用してみると文字が打てたので、これは明らかにキーボードのハード的な不具合だと思い、Appleのサポートセンターにチャットで問い合わせをした。
チャットで切り分けをしてもらった結果、Apple側もハード的な不具合の可能性が高いと判断してくれたのでキーボードを新しい物に交換してもらった。それで一段落と思っていたが、なんと交換をしてもトラブルが改善しなかった。そこで今度は電話で連絡をして本格的にサポートをお願いした。
電話ではまず、切り分けのためシステムの初期化を案内された。バックアップが必要なデータ類は幸い何もなかったので、そのまま進めてもらったが初期化して再起動後に問題が発生した。
「Wi-Fiに接続してください。」
と言われたが、Wi-Fiが接続できないので有線LAN環境しか無いと伝えたところ
「イーサーですか！？」
とえらく驚かれてしまった。今はサーバー上にしかリカバリーデータがないので、Wi-Fiに繋げるしか再セットアップの方法はないとの事。それで再セットアップは中断し、一時的にでもWi-Fi環境に接続ができないか上司に相談する事になった。上司からはテザリングなら一時的に使用可と言われたので繋げてみたが、今度はデーター量が多すぎて途中で止まってしまい断念した。
結局、違うフロアで検証用に使用しているWi-Fiルーターがあったので、使用許可を得て再セットアップをしたところ復旧した。結局、キーボードの問題ではなくOSの問題だった事が解ったが、まぁなんとも不可解なトラブルだった。
余談だけど、その後、Appleから返信可能と記載されたメールが来ていたので結果報告をしたが、何の音沙汰もない。電話でのサポートは丁寧だったけど、同じサポートを職業にしている者としてはこの対応はどうなんだろうと思ってしまった。
その間、通常業務は滞ったので、後でツケが回ってきて色々大変だったけど、ただ保証期間内で無償の対応だったしまぁ良い経験が出来たなと思うことにした。
以上、今回はほぼ仕事に関する愚痴でした。(^^;)
・アクセシビリティキーボード
画面上に表示されるキーボードの事。実際のキーボードがなくても文字入力ができます。
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