山下公園 大道芸人 旅の目的 | ねじまき柴犬のドッグブレス

旅の目的って…

2024年
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こんにちは。久しぶりのエッセイです。今日は天気が良かったので久しぶりに休日に電車に乗って遊びに行きました。初めは藤沢から江ノ電に乗って長谷で降りて海岸まで行こうと思っていたのですが、最近、体調が芳しくないので面倒になり横浜でJRに乗り換えずにそのまま、終点の元町中華街まで行きました。

駅を降りてからは山下公園まで歩き、しばらくは海の見えるベンチに座ってひたすら「ぼー」っとしていました。長編小説を書き終えてから、心身ともにエネルギーを使い果たしたのか何もやる気が起きず、体調も悪くなり、何をするのも億劫だったので、ちょっと頭を空っぽにしたいなと思ってました。

本人的にはもっとこう、靄が晴れたような充実感があり、新しい発見や閃きがあるのではないかと思っていましたが、ゴールは想像していたような物ではありませんでした。もちろん、やり切った感が無い訳ではありませんが、燃え尽きてしまった感覚の方が大きかったです。

まぁ、話を元に戻しますと山下公園では周りを見渡すと家族連れやカップルが目立ち、初めのうちは落ち着かなかったのですが、徐々に慣れてきて日差しとか強い海風とかが心地良くなってきました。それから、みなとみらい方面にぶらぶらと歩いていると、大道芸人がいて火の棒をお手玉のように操る芸や、駒のようなものを2,30メートルはあったでしょうか、上空まで紐で飛ばしてキャッチする芸を見せてくれて楽しませてくれました。こう書いてしまうと、何てこと無いように思われるかもしれませんが、本当にすごい曲芸でした。それから、また歩いて以前、自分の勤務先があったオフィスを少し覗いて帰ってきました。

時間にして4時間くらいの外出でしたが、自分の家の最寄り駅に着いたときに感じた事は、妙な安堵感でした。「あれ、この街って結構良い街じゃん!」と素直に思いました。こじんまりしてるけど、人口密度はそれほどでもなくて老若男女がバランス良く暮らしていて、商店街には活気がある。公園やお寺や神社もあって、少し歩けば大きな川があって散歩にも行ける。

大きなスーパーやコンビニもあるし、大きな病院はないけど専門医療機関もほとんど揃っている。何よりも街が静かで住みやすい。実はあと数年したら地方に移住したいと考えていて今月末には有楽町にある「ふるさと回帰センター」に移住相談に行こうと思っていたんだけど、ちょっとこの街も見直してみようかなと思った次第。

まだ住み始めて4年足らずだけど、とりあえず引っ越さなければならない事情があって、職場から近くて家賃が手頃というだけで決めた場所なんだけど、こんな風に自分の住んでいる街のことを考えたのは初めてだった。

旅の目的って、それ自体を楽しむ事もそうなんだろうけど、意外と今の住みかが本当に自分に合った所なのか改めて感じさせてくれるものかもしれないですね。

久しぶりのエッセイで、我ながらぎこちない文章になりましたが、リハビリがてら今日はこの辺で🐶

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