柴犬です、こんばんは。久しぶりのエッセイですが、さてこれから何を書いたらいいのかと正直迷っているところです。最初にエッセイを書こうと思ったのは母の病気がきっかけで、誰にも言えそうもない感情を吐き出したかったからなのですが、直近で書いた「ハートに火を点けて」という小説を書き終わってみると、そのインパクトが強すぎて今は呆けてしまっている状態です(^^;)
エッセイを書いている時はモヤモヤと溜まっている感情を整理できて、読み返してみると心が落ち着く感じがしたのですが、小説を書いている時はキャラが自分の予想に反して動き出して「あれれっ」と思ったりして、なんだか心の中に溜まっていた澱(おり)が解放されていくような気分でした。
また、エッセイは基本的に正直に書くものと思っているので、話を盛ってしまうと罪悪感を感じてしまうのですが、小説は虚構だから嘘でも何でもありだったので、まるで自分がロープレの主人公になったような気分になり、人生を生き直しているような感覚もありました。
例えるならエッセイの気持ちよさが山の頂上から「辛いぜ~」とか「楽しかったよ~」とか思いの丈を叫ぶような感じだとすると、小説は崖から飛び降りてそのまま上昇気流に乗っかって空を飛んでしまうような快感で、これは全く別物でした。
すごく、偉そーで恐縮なんですが(>_<)これが率直な感想です。
ただ、小説はそうそう書けるもんじゃないなというのも実感です。まずテーマとなる核の部分が必要になります。それからキャラ設定をして、あらすじを考えて起承転結を組み立てたり仕掛けを作ったりして、それから文章を組み立てていくと事前準備に結構な時間が必要になると考えています。
また、うまく飛べなければ、当然地面に落下します。まぁ、それでも実際に死ぬ訳ではないので「じゃんじゃん書いて駄目ならボツにすりゃいいじゃん。」って思われるかもしれませんが、体は生きていても心は死んでしまいそうなので、僕に残っている気力、体力を考えると1年に1本くらい書ければ上出来かなくらいに考えています。(T_T)
そういう意味では今回書いた「ハートに火を点けて」は、事前にテーマとキャラ設定はできていたので幸運でした。また、挿入したイラストにもずいぶんと助けられました。ほとんどが「イラストAC」というサイトからダウンロードしたものですが、素晴らしいイラストが数多くあり、見ているうちに自然にストーリーがそちらに引き寄せられて、イラストに合わせて内容を書き変えたりもしていました。こういうのは物書きとしては本来はNGだとは思いますが、まぁこれもWeb小説ならではかなと思い、自分の中で勝手に良しとしてました(^^;)
という訳で、まだ小説の興奮冷めやらずという感じですが、そろそろ切り替えて何かしら書き始めなきゃとも思っております。まだ、あんまり明確なイメージはなく、とりあえずエッセイとカラオケの2本立てになりそうですが、良かったら今後ともお付き合いください(_ _)
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