2023年 | ページ 11 | ねじまき柴犬のドッグブレス

2023年

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のぽについて

僕は離婚した妻の置いていったぬいぐるみをまだ捨てられずに持っている。たまに洗濯したりもしているし、Lineの待ち受けアイコンなんかにしたこともある。ただ友達に話すと絶対引かれると思うので話したことはないけど。それがのぽだ。
2023年

サリーとの会話

僕が20歳くらいの頃、実家はサリーという名前の中型の雌の柴犬を飼っていた。サリーは、ほぼ生まれ立ての状態で家にもらわれてきた。そのため今思えばめちゃくちゃ可愛い頃だったけど、当時の僕は、頼まれたら散歩に行く程度で、サリーの世話をあまり積極的にはしていなかった。
エッセイ

僕には可愛いが解らない

僕が可愛いが解らない人間だとはっきりと感じたのは28歳の時だった。きっかけは会社の同僚から昼休みにある漫画を見せられた事だった。時はバブル真っ盛り、同僚は不意に「少年ジャンプ」の見開きページを僕に見せて「これ可愛いと思わない?」と話しかけてきた。
2023年

僕は外人みたいとよく言われたきた。

僕は子供の頃から外人みたいとよく言われてきた。髪の毛が茶色く、色素みたいなものが全体的に薄くて目の色も薄い茶色で、肌も結構白かったからだ。友達は気を遣ってそういうことは言わなかったけど、知り合いがいないところに行くと、そう言われることがあって結構傷つく事があった。
2023年

父は天狗の話をしてくれた

父は僕がまだ幼い頃、寝る前によく天狗の話をしてくれた。詳細な内容は覚えていないけど、概要としては天狗が子供を山の中などにさらっていってしまう話だった。当時は僕はまだ3歳くらいだったので、おそらく最古の記憶の一つになる。
2023年

隣の席の女の子を好きになってしまう傾向について

僕にはいつも隣の席の女の子を好きになってしまう傾向があった。その傾向は小学校くらいから始まり、社会人になっても続いた。彼女がいるときも結婚してからも。もちろんすべての女性を好きになってしまった訳じゃない。(それじゃ身も心ももたない...)
2023年

不思議な体験-かなしばりについて-

僕は生涯で一度だけ「かなしばり」にあったことがある。心霊現象ではないと定義されてはいるけれど、そのときの体験は簡単にはそうは思えないものだった。人の手のひらのようなものが僕の心臓のあたりに乗っており押さえつけれているような感覚があった。親指から小指の形まで感じられた。
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