カラオケ DAM 1人 90点 | ねじまき柴犬のドッグブレス

高得点を取るための条件 その3(腹式呼吸)

2021年
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前回、安定性を高めるためには息の量をコントロールすることが大事と書きましたが、なんだかピンとこない人って多いんじゃないかと思います。僕も始めはそうでした。腹式呼吸をする、肺活量が必要っていうのはなんとなくわかりましたが、そもそも何でかな?と思ってました。

息を吸ってためるのは肺ですが、自力で膨らんだり縮んだりしているのではなく、周囲の筋肉が働いて動かしているようです。中でも主要な筋肉が横隔膜です。呼吸法には「胸式」と「腹式」がありますが、胸式呼吸はお腹を膨らませず横隔膜をあまり動かさない呼吸のため、素早く呼吸できますが、一度に吸える息の量が少ないです。

一方、腹式呼吸は息を吸う際にお腹を膨らませ、横隔膜を大きく動かすため、一度に吸える空気の量も多く、胸式の3倍以上になります。また、胸式よりもゆったりとした深い呼吸になるため、リラックスもできます。要は胸式呼吸をしているとためる息の量が少ないので息切れをしてしまうんですね。また肺式で呼吸をするとどうしても肩が上がってしまい、体が緊張して声も小さくなり音程も取りずらくなってしまいます。

腹式呼吸を行うコツはことから息を吸うことではなく、お腹をへこませて吐くことに集中してくださいとよく言われました。なるほど息を吐き切ると確かに意識をしなくても勝手に息が体に入ってくるんですね。それから僕の場合は、一小節を歌いきる間に息を吐き切ることを意識して歌うことを心がけています、当然曲にもよるんですが。そうすると次の小節に入る合間に自然にブレス(息継ぎ)ができるんですね。吐くときは鼻からでも口からでも構いませんが、息を吸うときは鼻呼吸の方が口呼吸よりも空気を多く吸い込めるためより深い呼吸ができ、リラックス効果も高くなるようです。ただ、プロの方によりこのブレス(息継ぎ)音を効果音としてなのかわざと聞かせるため、口呼吸をしている方もいるようです。これも先生に指摘され意識して聞いているうちに段々わかるようになりました。もちろん僕はそんなレベルじゃないので真似をしようとは思いませんが(^^;)

また、腹式呼吸時には丹田(たんでん)というおへそから5㎝位下にあるに箇所に意識を集中させるとお腹が膨らませやすくなるようです。またこの丹田を意識することで体の重心が下半身に置くことができ体幹が保てるようになり安定した声が出せるようになります。僕はよく歌っているうちに体が浮かないようにこの丹田に左手を当てて歌っています。そうするとなんとなく腹式呼吸の感覚がわかってくるんですね。人前で歌うときはなんとなく恥ずかしいかもしれませんので、まずは一人カラオケの時に試してみてください。では今日はこの辺で。(^^)/

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