柴犬です、こんにちは。前回、キーをあげるためのミドルボイスについて簡単にご紹介しましたね。簡単に説明しますと、裏声と地声を交互に発声することで、喚声点(かんせいてん)を無くすか曖昧にして息の量をコントロールしてキー上げていく方法です。また僕にはまだ完全に習得ができた実感がないということもお伝えしました。
鬼滅の刃の「全集中の呼吸」に例えてみたりしましたが「これで少しはできたのかな?」と実感ができるまでは2,3年かかったんじゃないでしょうか。僕がレッスンを受けていた先生も「時間がかかりますよ。」とは言ってましたが、その通りでした。ただ非常に優しい先生で叱られたことは一度もなかったので鱗滝左近次みたいに「判断が遅い!」とかは言われたことがなかったです。
逆に「今のサビの部分は神がかってましたよ~」とかホメホメのお言葉ばかりいただきました。ただし後で自分で聞いてみて「そこまでのレベルじゃねーよ!」とか思ったりしたんですが。でも僕は叱られると委縮してしまうタイプなので、今思えばずいぶん気を遣っていてくれたんだと思います。
ミドルボイスが少しですができるようになると、音程も取りやすくなり声量も安定してきました。当然ですがキーも上がり、点数も上がってきました。いい事づくめなのですが、唯一の難点は声の張りのようなものが無くなってしまったことです。「パンチがなくなった!」などと人の苦労も知らずに言ってくる友人もいました。説明するのが面倒で、理由は話しませんでしたが。失敗これは僕がまだミドルボイスを完全に習得できていないからかもしれませんが、裏声の要素が強くなりロック系の歌には声質が合わなくなってきているように思っています。僕の好きなエレカシやミスチルや奥田民生さんは何しろ基本は地声なんですよ。(T_T)
結局、ミドルボイスにしないとキーが上がらなかったので、当時はやむを得ない判断だったのですがこれからは少し地声寄りの声に戻そうと思っています。正確に言えば地声でも歌える状態に戻したいということです。どうやったら戻るかと言えば、簡単です。何もしないと自然に地声に戻ってきます。以前熱心にボイストレーニングをやっていたのは、ある意味ミドルボイスを維持するためだったんですね。
そのため結果として、点数は若干落ちてしまうかもしれませんが、これからは無邪気に歌おうと思っているので、自分の好きな曲を少しでも曲にあった声で歌えるようになりたいと思っています。
では今日はこの辺で(^^)/
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