最終的な移住候補地として、通っていた大学のある街(東京都町田市)にまた行ってみようと思った。今日は本当はジムに行く日だったが、たまにはルーティンを変えてみた。昨日、鬼滅の刃を衝動的に読みたくなって夜更かしをしてしまった事(^_^;)、小雨交じりだったが涼しくて散歩するにはちょうど良い日だったせいかもしれない。お昼過ぎに最寄り駅に着いて、とりあえずはまたキャンパスまで行ってみることにした。ただ今回は移住先としての意識を持って、周囲をくまなく見渡しながら歩いてみた。改めて見てみると自然が多いところだった。基本的には住宅が多いが丘の上のような所に建っており、その周囲にはどこもかしこも木々が生い茂っている。賃貸物件も学生向けが多いのだろうが、そこそこあった。
キャンパスでは、また自販機でコーヒーを買って同じベンチに座って飲んだが、今日は前回感じたタイムスリップしたような気分にはならなかった。まだ2週間くらいしか経っていないのだから当たり前かと思いながらも、頭を空っぽにしてボーッとしていると、いつの間にか不思議と気持ちが落ち着いてきたので、受け入れられているという空気感はまだ残っていたようだったので安心した。それからキャンパスの中を30分くらいウロウロして駅前まで戻って来た。今度は現実的な事を考えようと思った。
生活のために主要な施設は駅前にほとんど集中していた。大きなスーパーが2軒、飲食店はチェーン店も含めて、十分あり、各種医療機関も揃っていたので利便性は悪くない。駅前には大きな街道があり、車の往来が結構激しいが、駅からちょっと離れると閑静な住宅街が建ち並んでいる。キャンパスまでの間、歩いている人はまばらだったが、駅の乗降客は多かったので、結構人が住んでいるからだろうか?何しろ、僕が通っていた頃は本当に何もない街だったのでずいぶんと便利になったものだと思う。
この街では大学への往来と駅近の飲み屋しか行ったことが無かったから、知っているようで実はあまり知らない。数十年も経っているから尚更だ。それでも、母校がある街ということを差し引いても、住みやすそうな所だと思った。空気がちょっと違う、やはり澄んでいる気がした。駅から少し歩けば、森林に囲まれているような街だからだろう。
家賃相場はネットや近隣の不動産屋で調べてみると、現在住んでいる横浜市港北区より若干安かった。築年数さえ気にしなければ、同じ家賃でも全然広い所に住めそうだった。駅前に結構立派な図書館もある。後は、ジムか市営プールのがあればなお良いのだが、これは改めて探してみようと思った。
さて問題は引っ越しだが、これはやっぱり気が重い。まずは通勤時間が片道で30分程度伸びてしまう。基本的にリモートワークはないので、30分早起きしなければならないのは結構キツいかもしれない。それと物件探しから契約まで、粗大ゴミの回収手配、荷造り、住民票、各種ライフライン手続き、銀行口座等の住所変更やらの煩わしさ。かかりつけ医から床屋まで全部一から探さなければならないのは結構なエネルギーが必要になる。とても億劫だ。(>_<)
仕事を辞めるタイミングであれば時間は取れるが、そうなると今度は契約の審査が通るかどうか不安になる。それと、経済的な負担。諸々考えると、めんどくさがりな僕としてはどうしても二の足を踏んでしまう。次に住む場所はあの街が良い。終の住みかになるかは、住んでみないとわからないけど、今はあの街しか考えられない。問題は移住するタイミングだ。さてどうしよう??
ちなみに人が生涯に引っ越しをする回数は平均4~5回程度らしいが、僕は気がついたらすでに12回もしている。今度引っ越したら13回目だ。しかも好き好んでしている訳ではないが、この10年で4回もしている。笑うしかない。(^_^;)
そう考えると、今のところはまだ住んでから4年ほどで、2回目の更新もまだ終わっていないし、もう少し住んでみてもいいかなとも思ってしまう。それに以前に別れた彼女と同棲するときに更新の前にと思い切って同棲を始めて、1年で解消してしまった事があり焦りすぎたなと後悔をしている事もある。(>_<)
それでも次のステップを考えるためのエネルギーを得るためにはとりあえずの一時避難も必要かなと思っている。それだけ自分が弱っているのかと思うとちょっと切なくなるが(T_T)、そう考えると早いほうが良いのかなと思ってしまい、なかなか悩ましい…(-_-)
という訳で実際の移住に至るには、まだまだ時間がかりそうですが慎重に考えてみたいと思っています。ところで来週はVRおじさんの初恋が終わるので、そろそろ書きたいですね…(^_^;)
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